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今回は少し趣向を変えて・・・
- 「美容室でのあるある」
- 「お客様の疑問」
についての記事です。
◎こんな悩みをもった人向け
- カラー中にしみる
- カット中は話さないといけないか
- 美容室にどれくらいの頻度で行けばいいのか
- 美容室での髪のオーダーの仕方がわからない
⚫︎美容室でのあるある10選
⚫︎美容室でのお客様の疑問
「美容室でのあるある」は僕たち美容師側のものもあればお客様との施術中のものまで色々あります。
「へえー、そうなんだ」と思って読んでいただけたら大丈夫です。
後半では「美容室でのお客様の疑問」についても書いています。
同じ悩みを抱えている方がいらしたらぜひ本記事を読み進めてみてください。
✂︎美容業界歴9年ほど
✂︎ヘアケアマイスターミドル取得
→「正しいヘアケア知識がありアドバイスができる」美容資格
美容室あるある10選
①手が荒れる
美容師になりたてのアシスタントの時代はとにかくシャンプーなのでどうしても荒れてしまうんですよね。
特に冬場。皮膚科に行くと手を見せて「美容師です。」と言ったら「はいはい。」と何も聞かれずに薬を出されます。
爪もカラー剤を流す時に茶色く変色するので爪を見られて美容師とバレたこともありました。
②シャンプー中の「かゆいところはございますか?」
マニュアルのような感じで必ず質問しますが9割くらい「大丈夫です。」と返ってきます。
もちろんかゆくならないようにシャンプーしていますがもし洗い足りないところがあったら気兼ねなく言ってくださいね。
③シャンプー中に頭を上げてくれる
シャンプー中、えりあしを洗う時に頭を浮かせて洗うのですが気を遣って上げてくださる方も多いです。
でも後頭部と手の間にスキマができてしまうとお客様の首や服を濡らしてしまう可能性もあるんです。
頭を預けていただいた方がやりやすくなり、濡らす可能性も減ります。
お気遣いいただいてとてもありがたいのですが頭を預けてみてください。
④シャワーヘッドを落とす
美容師は毎日シャンプーをしているのでもちろん慣れています。
ですが手に持っているシャンプーヘッドをすべって落とした時がありました。
暴れ馬のようにシャンプーヘッドが暴れ、周りを濡らしてしまいます。
焦りまくってなんとかつかんでも周りはかなり濡れてることもあるので顔面蒼白。
ごく稀ですが完全に美容師の過失なので本当に反省して気をつけなくてはいけません。
⑤ドライヤーやシャンプー中に聞き直す
ドライヤーでは風、シャンプーでは水の音で声が聞こえづらいのでお客様も僕たちも聞き直したりしてしまいますよね。
今は特にマスクもあるのでさらに聞こえづらい状態。
もちろん無理して話す必要はありません。
お客様からご質問があった時はドライヤーやシャワーを弱めて聞いたりしていますね。
⑥「他でカットしてきました」
たまに申し訳なさそうに言っていただくのですがお客様は何も気になさることはないですよ。
もちろん毎回自分のところに来てくださった方が嬉しいです。
でも様々な理由や今はコロナ禍なので物理的に来れないこともあります。
⑦ヘアカラーの時に白い服だと緊張する
「白い服を着ちゃダメ」ということでは全くありません。
どんなお洋服でももちろん汚すことはないですが白い場合は特に注意して施術するということなんです。
ただカットやシャンプーする時に厚手のパーカーなどはカットしづらかったり洗いづらくなってしまいます。
できれば避けていただけるとありがたいです。
⑧「このあとお出かけですか?」
よく美容師が簡単にしてしまう質問。
聞く理由はセットをするかどうかだと思うのですが「どこへ行こうがキレイにするのが当たり前でしょ。」ですよね。
単純に聞かれるのが嫌だという方もいるかと思うので僕はあまり聞きません。
⑨「ご自分でカラーやカットしましたか?」
どれくらい前にカラーやカットしたかでその日のカラーの色味やカットする長さを決めるための質問。
ですが先日Twitterで「美容師さんにこの質問をされて小バカにされたような聞き方をされて不快だった」という内容がありました。
そのような思いをさせてしまった美容師側に責任があります。
「言い方」というのは本当に気をつけなくてはと強く思った出来事でした。
⑩ご新規の方の「お任せで」に震える
「お任せで」という言葉は美容師のセンスが強く問われますよね。
慣れている方なら好みもわかっているのでスムーズに入れます。
ですがご新規の方だと好みもわからないのでかなり探りますね。
「ご飯どうする?」「なんでもいい」がなんでもよくないように必ず好みがあるはずなので写真などで好みを確認してから施術するようにしています。
美容室でのお客様の疑問
①カラー中に頭皮がしみる
お客様側の対策は「カラーをする当日はシャンプーをしない」ことと「体調が良い日に来店」することです。
シャンプーをすると皮脂を落としてしまいます。
皮脂はカラー剤から頭皮を守ってくれる働きがあるのでカラーをする日は髪を洗わない方がいいですよ。
体調も大切。体調がすぐれないとカラーが染みやすい傾向にあるので体調の良い日に美容室にいきましょう。
美容師側の対策はまとめてみました。
- 頭皮用保護クリーム、スプレーをつける
- ラップを巻かない
- ゼロテクニックで塗る
保護クリームやスプレーが頭皮を守ってくれるのでしみづらくなります。
ラップを巻くのはカラー剤の乾燥を防ぐためや熱をこもらせて薬剤を反応させるため。
ですがしみる時は巻かない方がいいです。
ゼロテクニックは頭皮につけない塗り方。
頭皮につけないことでしみるのを防ぎます。
さらに詳しい説明やヘアカラー以外で染める方法などは以下の記事で解説しています。
②カット中は話さないといけないか
なんとなく気まずい気がして・・・
でも全くそんなことはありませんよ。
美容師もお客様が話したくない時は察します。
雑誌を読んだり、リラックスしたり、お客様の過ごしやすいようにしていただくのが一番です。
③美容室にはどれくらいの頻度で行けばいいか
髪の伸びは1ヶ月で1cmほど。
カラーをしていると2cmにもなると見た目的に気になると思います。
男性はショートが多いので1cmで形は変わってくるので1ヶ月ほどでのカットをオススメします。
ただあくまで目安なので行きたい時に行くで全然いいんです。
④美容室で髪型のオーダーの仕方がわからない
お客様と美容師でイメージの共有ができるので一番間違いが起こりにくいですよ。
「写真を見せる」ことが恥ずかしいと思う方もいるかもしれません。
ですが美容師は慣れていますし否定をするようなことは絶対しません。
芸能人の髪型でも過去のご自分の髪型でも写真があるとお客様と美容師でイメージの共有ができます。
そうすると認識のズレなどは起こりにくいので失敗は少ないですよ。
以下の記事でより掘り下げて解説していますので是非ご覧ください。
メンズと書いていますが「写真を見せる」オーダー法は男女関係なく大事なことです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は美容室あるある10個をまとめてみました。
✔︎美容室あるある10選
- 手が荒れる
- シャンプー中の「かゆいところはございますか?」
- シャンプー中に頭あげてくれる
- シャワーヘッド落とす
- ドライヤーやシュンプー中に聞き直す
- 「他でカットしてきました」
- ヘアカラーの時に白い服だと緊張する
- 「このあとお出かけですか?」
- 「ご自分でカラーやカットしました?」
- ご新規の方の「お任せで」に震える
「美容室ではこういうことがあるあるなんだ」と思っていただければ全然大丈夫です。
あとは美容室でのお客様の疑問についても触れていきました。
✔︎お客様の疑問
- カラー中に頭皮がしみる
- カット中は話さないといけないか
- 美容室にはどれくらいの頻度で行けばいいか
- 美容室での髪型のオーダーの仕方がわからない
①は「当日シャンプーをしない」、「体調のなるべく良い日に行く」ことが大事。
あとは美容師にお任せください。
②は全くそんなことはございません。
お客様の過ごしやすいようにしていただくのが一番です。
③大体目安は1〜2ヶ月。カラーは2ヶ月もすれば気になると思います。
男性はショートが多いので1cm伸びれば形が変わります。
ただ行きたい時に行くで全然大丈夫ですよ。
④「写真を見せる」こと。
イメージも共有できるし認識のズレも起きにくいので一番オススメの方法です。
お気軽にお見せください。
以上となります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。