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このような悩みをもった方への記事です。
⚫︎ダメージ原因①頭皮の汗
⚫︎ダメージ原因②海やプール
⚫︎ダメージ原因③紫外線
⚫︎有効なヘアケア3選
紫外線が1年で一番強くなる夏は髪や頭皮のダメージに注意です。
でも夏には紫外線以外にもダメージ原因が多くあるんです。
外に出ることで本記事の内容で挙げた原因全ての影響を受けてしまいます。
夏はお出かけが増えますよね。是非正しいヘアケアを知り、髪や頭皮を大事にして夏を乗り切りましょう。
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夏の髪や頭皮へのダメージ原因
ダメージはどんなことに注意すればいい?
原因から対策も立てられます。
原因は主に3つあります。
夏は髪にダメージが起きやすい時期
◎汗や皮脂で毛穴が詰まる
◎海やプールで髪がギシギシに
◎紫外線で髪や頭皮も日焼けを起こすなどに注意が必要
対策は
①頭皮ケア
②濡れた髪はすぐ乾かす
③正しい生活習慣を心がける濡らしたままの放置はダメです🙅♂️
— ユウキ/美容師💈×ブログ (@haircare_yuki) June 30, 2020
①頭皮の汗
真夏にもなると気温は35℃にもなります。
気温が高くなると頭皮な限らず身体中に汗かきすよね。
ですが汗をかくことが悪いことでは全くありません。
汗をかく量は個人差ありますが老廃物や余分な水分を外に出す作業なので新陳代謝が上がります。
いわゆるデトックスや免疫機能も上がるのでとても大事なこと。
では何がいけないのかというと頭皮に汗をかいたまま「長時間放置する」ことです。
夏は頭皮の皮脂も多くなるのでさらに汗をかいたまま長時間放置すると様々な悪影響が起きます。
✔︎皮脂や汗が頭皮に与える影響
- 湿疹が出る
- 汚れがたまる
- 抜け毛につながる
- 頭皮からイヤなニオイが出る
②海やプールなどのレジャー
長い外出自粛期間があったので夏に海やプールのレジャーに行くという方も多いのではないでしょうか。
他県への移動も解除されたので夏は遊びに行きたいですよね。
ただ海やプールで遊ぶときは髪へのダメージも知っていただきたいです。
海水やプールの水には塩分や塩素が含まれています。
髪は元々弱酸性で一番安定しますが海水やプールの水は弱アルカリ性。
髪がアルカリ性に傾くと以下のようなことが起こります。
✔︎髪がアルカリ性に傾くと起こること
- 髪が乾燥して手触りがゴワゴワに
- キューティクルが開き髪内部の栄養分が流れやすくなる
- キューティクルがはがれ、髪が茶髪になったりヘアカラーの色落ちも早まる
③紫外線
紫外線を浴びると皮膚だけでなく髪や頭皮も日焼けを起こしてしまうんです。
6〜7月は紫外線量が冬の4倍以上ともいわれ9月ごろまでかなりの紫外線が降り注ぎます。
紫外線を浴び続けると髪や頭皮は塩素などと似た影響が起きます。
✔︎紫外線が髪に与える影響
- ヘアカラーの色が落ちや少なくなる
- 髪が日焼けし主成分のタンパク質を壊す
- 乾燥が起きてキューティクルがはがれパサつく
さらに詳しい紫外線の種類や対策などは以下の記事にて解説しています。
有効なヘアケア
①頭皮ケア
しっかりシャンプーする
シャンプーの役割は髪を洗うだけではありません。
「頭皮をキレイにする」という大事な役割もあるんです。
先ほど言ったように夏は頭皮に汗をかきやすい時期。
また海やプールで髪に塩素がついた後はなるべく早くシャンプーすることで頭皮をキレイに保つことが重要です。
✔︎正しいシャンプーの仕方
- シャンプーの前に動物毛のブラシで優しくとかす
- 40℃くらいの熱すぎないお湯でしっかり予洗い
- シャンプーを泡立て指の腹で頭皮をもみ込むように洗う
- 流すときは洗ったときの2倍の時間をかけるくらいしっかり流す
以上を意識して髪と頭皮をキレイにするように洗ってみてください。
また髪質や頭皮の状況でどのようなシャンプーを選べばよいかは以下の記事で書いていますので参考にしてください。
ヘッドスパ
ヘッドスパは美容室などでプロに施術してもらうことで普段のシャンプーでは落とせない毛穴に詰まった汚れも落とすことができます。
またヘッドスパには汚れを落とすだけでなく様々な良い効果があるんです。
✔︎ヘッドスパの効果
- リラックス
- 頭皮トラブル改善
- 髪を健康に
- 顔のリフトアップ
より細かいヘッドスパの効果やするべき頻度、美容室以外との違いは以下の記事で書いていますので是非ご覧ください。
②濡れたらすぐ乾かす
シャンプーをしてお風呂から上がったあと暑いからといってタオルで頭を包んで放置したりしていませんか?
夏場のお風呂上がりは特に暑いのでお気持ちはとてもわかります。
ですが髪や頭皮を濡れたまま放置すると汗と同じで雑菌が繁殖しやすくなるんです。
夏場は特に蒸れやすく雑菌が繁殖してニオイの原因にもなります。
また髪が濡れている状態はとてもデリケートでキューティクルがダメージを受けやすい状態。
髪と頭皮の両方のために濡れた髪はなるべく早く乾かしましょう。
夏場は乾かすのも暑いので温風と冷風を切り替えたりクーラーの近くで乾かす、小さい扇風機を置くなど工夫しながら乾かすのが良いですよ。
③生活習慣の改善
体に良いことは髪にも良いんです。
もし生活習慣が乱れているとしたら見直しましょう。
✔︎見直すべき生活習慣
- 食事
- 睡眠
- 運動
食事
自分の体は食べたものでできています。
髪も同じで栄養バランスの取れた食事を摂ることで健康な髪は生えてきます。
✔︎髪の3大栄養素
- タンパク質
- ビタミン群
- ミネラル
僕は食べるのが大好きでつい食べすぎてしまうので自分にも言い聞かせています。
睡眠
良質な睡眠は体だけでなく髪にもとても大事。
僕たちは1日の3分の1は寝ているんです。
つまり人生の3分の1は寝ていることになりますね。
そんなに寝てるの?と思ったかもしれませんが睡眠には様々なメリットがあります。
✔︎睡眠のメリット
- 免疫力が上がる
- 頭がスッキリして生産性UP
- 成長ホルモンが出て髪の成長も促す
など体も髪も健康になるんです。
またどれくらいの睡眠時間を取れば良いかというと最低5時間〜7時間は取るべきです。
午後10時から翌日午前2時が睡眠のゴールデンタイムとよく言われますよね。
もちろんそのゴールデンタイムに寝ることも大切ですが毎日同じ時間に寝て習慣化することが大事なんです。
運動
体の血行が良くなれば頭皮の血行も良くなります。
血行を促進するのは有酸素運動がオススメ。
有酸素運動は体内に酸素を取り入れてエネルギーを作り代謝をよくする運動のこと。
基礎代謝が上がると育毛にも効果があります。
主な有酸素運動はウォーキングやジョギングなどですね。
1日20〜30分が目安。辛い場合は「10分を3回」などに分けてしてみましょう。
✔︎歩き方のコツ
- 腕を大きく振る
- 足はかかとから地面につける
- つま先だ軽くけるように歩く
夏の時期は外もかなり暑いので熱中症対策をしながら運動したほうがいいですね。
また最近はリモートワークが増えたことで座ったままの姿勢で仕事をする人が増えています。
仕事に集中するのは良いことですが座りっぱなしだと血流が悪くなってしまうんです。
1時間に1回は立ち上がって伸びをしてみましょう。
血流を良くするのに効果的ですよ。
まとめ
以上が夏の髪や頭皮へのダメージ原因と夏に有効なヘアケア3選でした。
夏のダメージ原因は、
- 頭皮の汗
- 海やプールなどのレジャー
- 紫外線
で外に出る機会が増えると影響を受けやすいので長時間外にいるのは良くありませんね。
夏に有効なヘアケア3選は、
- 頭皮ケア(シャンプー・ヘッドスパ)
- 濡れたらすぐ乾かす
- 生活習慣の改善
で体の内側と外側の両方のケアが必要です。
本記事を参考にしてもらって髪や頭皮をなるべく傷ませずに夏を楽しんでください。