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このような悩みをもった方への記事です。
⚫︎ヘアケアにおいてはまずブラッシングが大事ということ
⚫︎ブラッシングの効果と正しい方法
⚫︎ブラッシングで注意点すべきこと
✂︎美容業界歴9年ほど
✂︎ヘアケアマイスターミドル取得
(正しいヘアケア情報をアドバイスができる美容資格)
Instagram(hmws_yuki)でもヘアスタイル、ヘアケアのことを載せています!
「ブラッシング」とは「髪をクシでとかす」こと。
結論から言うと、ヘアケアにおいてブラッシングは最初にすべきことですごく大切。
本記事でブラッシングの効果や正しい方法を知れば髪がキレイになるだけでなく頭皮の改善も促せるのでぜひ参考にしてみてください。
【重要】ヘアケアにはまずブラッシングが大事
ヘアケアを気にしているのならシャンプーの前にまずブラッシングをすることがヘアケアへの第一歩。
ブラッシングすることで髪の引っかかりをとるだけでなく頭皮と髪の汚れを浮き上がらせてくれます。
だからシャンプー前にすることで汚れを落とす効果をすごく高めてくれるんです。
1日のブラッシングは4〜5回が目安。
ブラッシングするタイミングは以下のような時です。
- 【朝起きた後】寝ている間にからんだ髪をほぐしてくれる
- 【日中】自然なツヤが出たり静電気から守ってくれる。
- 【シャンプー前】頭皮と髪の汚れを浮き上がらせて落としやすくする
- 【ドライヤー後】キューティクルを整えて寝ている間の摩擦ダメージを防ぐ
多いようですが1回当たり1、2分で済むので慣れてしまえば問題ありません。
ヘアケアを意識するならまずブラッシングから始めてみましょう。
◎パドルブラシ:通常のブラッシングにオススメ
頭皮に刺激を与えてマッサージ効果もある。面が広いので絡んだ髪もとかしやすい。
◎クッションブラシ:通常のブラッシングにオススメ
弾力性の高いクッションがついているので頭皮や髪の負担が少ない。
◎デンマンブラシ:ブロー(ドライヤーとブラシで髪を伸ばす)にオススメ
熱が伝わりやすい。ブラッシングよりボリュームダウンやまとまりを出す場合のブローに向いている。
◎スケルトンブラシ:メンズやパーマ毛にオススメ
ナイロン毛で粗めのヘアブラシ。手ぐしに近い感覚で自然なヘアスタイルを作るのに適している。
◎ロールブラシ:ブローでカールを作ったり伸ばしたりするのにオススメ
360度にブラシがついている。ブローで髪にボリュームを出したいときに便利。
◎ジャンボコーム:髪が濡れているときにオススメ
歯と歯の間隔が広いクシ。髪が濡れているときにトリートメントやカラー剤を馴染ませるときに使う。
ブラッシングの4つの効果
次はブラッシングの効果について。
- 頭皮の血流を改善するマッサージ効果
- 皮脂を髪全体に行き渡らせるトリートメント効果
- 頭皮と髪の汚れをとるクレンジング効果
- 髪のツヤを出してカラーの色もちも良くする効果
それぞれ説明していきます。
効果1 頭皮の血流を改善するマッサージ効果
ブラッシングは髪だけでなく頭皮にも作用するんです。
頭皮から優しくとかしてあげることで頭皮を刺激して血流が改善するマッサージ効果があります。
頭皮の血流が改善すると血行促進もするので抜け毛を防いだり新しく生えてくる毛にも良い影響が期待できます。
ブラシの先が丸いものを使って優しくを心がけてください。
効果2 皮脂を髪全体に行き渡らせるトリートメント効果
頭皮の毛穴からは皮脂がでています。何もしないと皮脂は髪の中間部くらいまでしか行きません。
ブラッシングをすると髪全体に皮脂が行き渡るんです。
皮脂が毛先までキューティクルをコーティングしてくれます。
皮脂がキューティクルをコーティングすることで髪のトリートメント効果にもなるんです。
効果3 頭皮と髪の汚れをとるクレンジング効果
最初でも触れましたがブラッシングはホコリやフケなどの頭皮と髪の汚れを取ってくれます。
ブラッシングをしてから洗うことで汚れを落としやすくなり頭皮や髪を清潔に保てます。
健康な頭皮と髪のためにブラッシングは必要なんです。
効果4 髪のツヤを出してカラーの色もちも良くする効果
ブラッシングは皮脂を髪全体に行き渡らせキューティクルを毛先までコーティングしてくれます。
「キューティクルをコーティングする」のは「キューティクルが閉じる」ということ。
キューティクルが閉じることは髪が蓋をされている状態なので栄養やカラーの成分が流れ落ちにくくなるということなんです。
ブラッシングは髪のツヤを出してさらにカラーの色もちを良くする一石二鳥の効果があるのでぜひしてみましょう。
ブラッシングの正しい方法
ブラッシングの正しい方法と手順を説明していきます。
手順1 まず毛先からとかす
いきなり根元から髪をとかすと引っかかる可能性があります。
無理にとかすと切れ毛や傷みの原因になるのでやめましょう。
まずは毛先から優しくとかして引っかかりを取ります。
手順2 中間をとかす
次は中間の部分からとかします。
毛先の時と同じように引っかかりに注意しながら中間→毛先ととかしましょう。
手順3 根元から毛先まで全体をとかす
毛先、中間ととかせたら根元から毛先まで髪全体をとかしましょう。
根元からとかすときもあくまで優しくが大事。
髪を持ち上げてブラシを軽く頭皮に当てながらとかしてください
ブラッシングでの注意点
注意1 ブラッシングをし過ぎない
ブラッシングの目安は4〜5回と言いました。
ブラッシングは必要な時に必要な回数するようにしてください。
ここでいうブラッシングのし過ぎは「無理やり」や「頭皮を強めに刺激する」ことです。
頭皮や髪を傷める原因になるので優しくブラッシングを心がけましょう。
注意2 髪が濡れているときは特に優しく
髪は濡れているときが特にデリケートで傷みやすいです。
濡れているときに無理やりブラッシングはNG。
もしとかす場合はジャンボコームでトリートメントを馴染ませる時などにしましょう。
注意3 ブラシは清潔に
ブラシは使い続けると髪の毛がたくさんつきます。
衛生上良くないのでブラシに絡んだ毛を取ったり洗える物は洗いましょう。
クッションなどがついて洗えないブラシは毛を取った後ウェットティッシュなどで汚れを拭いてください。
まとめ:正しいブラッシングをしてツヤ髪を手に入れよう
では本記事を要約します。
①頭皮の血流を改善するマッサージ効果
✔︎頭皮の血行促進をして抜け毛を防ぐ
✔︎新しく生えてくる毛にも良い影響が期待できる
②皮脂を髪全体に行き渡らせるトリートメント効果
✔︎ブラッシングで髪全体に皮脂が行き渡る
✔︎毛先まで皮脂がキューティクルをコーティングする
③頭皮と髪の汚れをとるクレンジング効果
✔︎普通では落ちない頭皮と髪のホコリやフケを落とす
✔︎清潔に保つことで良い頭皮環境を作れる
④髪のツヤを出してカラーの色もちも良くする効果
✔︎キューティクルが閉じてツヤが出る
✔︎キューティクルが閉じるとカラーの成分が流れ落ちにくくなる
手順1 毛先からとかす
✔︎まず毛先のひっかかりを優しく取る
手順2 中間をとかす
✔︎また引っかからないよう中間から毛先をとかしてなじませる
手順3 根元から毛先まで全体をとかす
✔︎髪を持ち上げ、軽く頭皮にブラシを当てながら根元から毛先へ全体をとかす
以上がブラッシングの効果と正しい方法なので毎日できるよう取り組んでみてください。