この記事は5分ほどで読めます
このような悩みをもった方への記事です。
⚫︎正しいトリートメントの方法
⚫︎ダメージ別でのやり方
⚫︎トリートメントの注意点
✂︎美容業界歴9年ほど
✂︎ヘアケアマイスターミドル取得
(正しいヘアケア情報をアドバイスができる美容資格)
毎日のトリートメントがなんとなくになっていませんか?
結論から言うと、毎日なんとなくのトリートメントと正しいトリートメントで髪の指通りはかなり変わります。
本記事では正しいトリートメント方法を5ステップで解説しています。
また、トリートメントの種類の説明でどれを使えば良いかやダメージ別でのやり方もわかるので是非参考にしてみてください。
ヘアケア効果の高まる正しいトリートメント方法
手順1 シャンプー後は軽くタオルドライ
シャンプー後にそのままトリートメントを髪につけるのはNG。シャンプー後の髪は内部まで水分がしっかり入っている状態。
髪に水分が多い状態だとトリートメントをつけても浸透しづらくなってしまいます。
シャンプーが終わったら軽く水気をしぼり、優しく押し当てるようにタオルドライをしてください。
このときタオルは擦らないように注意。優しく水分を取ってトリートメントを吸収しやすい環境を作りましょう。
手順2 トリートメントを中間から毛先につける
タオルドライで水気をとったらトリートメントをつけていきます。
髪の長さがショート・ミディアムの方は1プッシュ、ロングの方は2プッシュが目安。
キューティクルはウロコ状に表面を覆っているので髪の上から下に向けてトリートメントを伸ばしてください。
毛束を4つくらいに分けて中間から毛先につけていきましょう。
手順3 コームでムラなく全体に伸ばす
トリートメントをつけたら目の粗いコームを使って髪全体をとかしましょう。
コームでとかすことで髪全体に均一にトリートメント成分を浸透させることができます。
コームがない場合は手グシでも良いので髪全体になじませることが大事です。
手順4 温めながら時間をおく
トリートメントやヘアマスクは温めることで髪への浸透力が高まります。
蒸しタオルを作って髪全体を包み込むように巻いてください。
目安は3~5分で湯船に浸かって体も温めながらトリートメント成分を髪内部に浸透させましょう。
手順5 すすぎ残しがないように流す
すすぎ残しがないように気をつけてください。
耳の裏やえりあし部分は流しにくい場所なのでしっかりチェック。
ただキシキシし出すと流しすぎなので注意しましょう。
トリートメントのやり方や種類で効果は違う
- 温める
- 均一に伸ばす
ことが大事です。
シャンプーと同じでトリートメントも毎日するもの。ただつけるだけではムラができてしまいます。
毛先は特に栄養が行き渡りづらい場所です。しっかりトリートメントをして効果を最大限発揮させましょう。
それぞれの特徴は以下の通りです。
それぞれ役割や効果が違うんです。以下の記事でも詳しく解説しているので是非ご覧ください。
基本的にはトリートメントで十分です。
トリートメントは髪の内部まで有効成分を浸透させ健康な髪に導いてくれます。
表面もしっかりケアしたい方はトリートメントをつけて流した後にリンスかコンディショナーを使いましょう。
僕が勤めているヘアメイクワッズでは「フローディアトリートメント」というトリートメント使用してます。
お客様の髪質に合わせて質感をカスタマイズできるんです。
この投稿をInstagramで見る
すぐに手触りを良さを実感できます。ホームケアとサロンケアの両方で髪をしっかりケアできたら効果はさらに高まりますね。
ダメージ別でトリートメントのやり方を変えよう
「普通毛」と「ダメージ毛」でのトリートメントのやり方の違いについて説明しますね。
普通毛
普通毛とはダメージ度合いで普通毛ということ。
軟毛や硬毛の方もダメージがあまりないのであれば上記の正しいトリートメント方法でなんの問題もありません。
軟毛の方はつけ過ぎるとベタつくので傷みのある毛先中心につけましょう。
またトリートメントをつけて流すまでの時間に頭皮マッサージをするのも良いです。
「側頭部→前頭部→後頭部」の順に指の腹を使って下から上へ引き上げましょう。
また頭皮のツボを知っておくとリフレッシュ効果や血流を良くする効果が高まるので以下の投稿を参考にしてみてください。
この投稿をInstagramで見る
ダメージ毛
✔︎毛先がからまる
✔︎何回もブリーチしている
✔︎枝毛・切れ毛がかなりある
など当てはまる人はダメージ毛です。
よりダメージのある方はヘアマスクを使いましょう。
ヘアマスクは髪の傷んでいる部分につけて数分から数十分時間を置くことでトリートメントより有効成分がより内部に浸透するアイテム。
ヘアマスクの工程はトリートメントと基本的には同じです。
- 軽くタオルドライをして余分な水分を取る
- 毛先の特に傷んでいる部分にヘアマスクを揉み込むようにつける
- 目の粗いコームで伸ばす
- 蒸しタオルで頭を包み、数十分置く(各商品の記載されている時間)
- お湯で流す
洗面器にお湯をためます。
ためたお湯で髪についたトリートメントやヘアマスクをすすいで洗面器にトリートメントの染みこんだお湯を作るんです。
毛先や傷んだ部分にトリートメントの染みこんだお湯つけて軽く揉みこみます。
「チェンジリンス」という洗い方でより浸透効果が高まるのでやってみてください。
ただヘアマスクはつけ過ぎるとベタつくので本当に傷んでいる部分だけにつけましょう。
目安は週に1~2回でお使いのトリートメントの代わりにヘアマスクを使う感じです。
まとめ:正しいトリートメントでヘアケア効果を最大限高めよう
今回はヘアケア効果の高まる正しいトリートメント方法を解説しました。
- ヘアケア効果の高まる正しいトリートメント方法
- シャンプー後は軽くタオルドライ
- トリートメントは中間から毛先につける
- コームでムラなく全体に伸ばす
- 温めながら時間をおく
- すすぎ残しがないように流す
- トリートメントのやり方や種類で効果が違う
✔︎やり方はただトリートメントをつけるのではなく「温める」「均一に伸ばす」が大事
✔︎種類は4種類あり、リンス<コンディショナー<トリートメント<ヘアマスクの順に補修力が高い
- ダメージ別でトリートメントのやり方を変えよう
✔︎普通毛は正しいトリートメント方法で問題なく、頭皮マッサージもオススメ
✔︎ダメージ毛は週に1〜2回ヘアマスクを使って集中的にダメージを補修する
トリートメントはただつけるだけでは正しく効果は発揮しません。
本記事の正しいトリートメント方法を習慣化することでヘアケア効果を最大限発揮させましょう。