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このような悩みをもった方への記事です。
⚫︎正しいシャンプーの方法
⚫︎シャンプーで気をつけること
⚫︎シャンプーの疑問について
✂︎美容業界歴9年ほど
✂︎ヘアケアマイスターミドル取得
（正しいヘアケア情報をアドバイスができる美容資格）
結論から言うと、髪や頭皮をキレイに健康にしたいなら正しいシャンプーは必須。
本記事では髪と頭皮の汚れをしっかり落とせる正しいシャンプー方法を0からでもわかるよう解説しています。
シャンプーは毎日するもの。正しいシャンプーで髪や頭皮を清潔にして元気な髪を手に入れましょう。
正しいシャンプー方法
手順1 ブラッシング
いきなりお風呂に入って髪を流す前にまずブラッシングから。
シャンプー前のブラッシングはメリットがたくさんあります。
- 毛穴や髪の汚れを落としやすくする
- からまり、ひっかかりが起きにくい
- 汚れが落ちて泡立ちが良くなる
などシャンプーの効果を高めてくれます。
目安はシャンプー前に1分ほどでパドルブラシやクッションブラシでとかしましょう。
- 前髪から後頭部
- えりあしから後頭部
- 側面から頭頂部を両サイド
①〜③の順番でブラッシングしてみてください。
手順2 よくお湯で洗う
まずはお湯で髪をしっかり洗い流しましょう。
38～40℃のお湯で1分ほど髪と地肌を洗って頭皮と髪全体にお湯を行き渡らせる。
よく洗うことで泡立ちも良くなるし、お湯で汚れやホコリの８割は落ちます。
手順3 泡立て
よく洗ったら軽く水気を取りましょう。
シャンプー剤を1〜2プッシュとってお湯を軽く足しながら手でもみます。
シャンプー剤をつけるのは毛先からで空気を入れるように泡立ててください。
しっかり泡立てることで摩擦が減り、髪と頭皮へのダメージが小さくなります。
手順4 指の腹で頭皮を洗う
毛先から泡立てて全体をしっかり泡で包んだら指の腹で優しく頭皮をもみこむように洗います。
図のように頭を４分割して順番通りに洗いましょう。
生え際から頭頂に向かうように下から上へ洗っていきます。
順番通洗い終わったら全体をチェック。特に頭頂部は皮脂が出やすいので入念に洗ってください。
手順5 よくすすぐ
すすぐ時もお湯の温度は38〜40℃くらいが理想です。
洗う時より流す時に時間をかけてください。目安は3分ほど。
ヌメりが残りやすい場所もしっかりチェックしましょう。
- 頭頂部
- 耳の裏
- 額の生え際
温度の他に水圧も注意。水圧が高くても髪は摩擦でダメージを受けます。
水圧も低めで洗い流しましょう。
正しいシャンプーが髪や頭皮にもたらす効果
- 汚れをしっかり落とせるので髪や地肌を守る
- 汚れをしっかり落とすことで健康な髪の毛の成長を促す
- 皮脂を落とすことでヘアケアとして浸透させたい有効成分が入りやすくなる
正しくシャンプーすることは髪だけでなく新しく生えてくる根元の部分もしっかり洗えているので健康な髪が生えてくる頭皮ケアになるんです。
シャンプーで気をつける3つのこと
注意1 その日の汚れはその日のうちに
「スタイリングが楽だから」や「スッキリする」と言う理由で朝シャン派の方もいるかと思います。
しかし、頭皮や髪の健康を考えるならシャンプーは夜にしましょう。
夜洗わないで寝ると頭皮の毛穴が皮脂で詰まっているので髪の成長を妨げてしまいます。
注意2 シャンプーは原液のまま髪につけない
お湯で髪を濡らしたあとシャンプーをつける際、原液のままつけるのはやめましょう。
原液のままだと頭皮全体にシャンプーが行き渡りにくくなってしまいます。
またかぶれや洗い残しの原因にもなるのでシャンプーはしっかり泡立てから髪につけてください。
注意3 水道水に含まれる「残留塩素」に気をつけよう
プールほどではないですが水道水には「残留塩素」が含まれています。
残留塩素に長時間さらされるとキューティクルが剥がれ髪表面のなめらかさが失われるんです。
髪のダメージや乾燥につながってしまいます。カルキを除去するタイプのシャワーヘッドに変えるのがオススメです。
シャンプーQ&A
髪質別、頭皮別で自分に合うシャンプーを選びましょう。
シャンプーには「高級アルコール系」「石けん系」「アミノ酸系」と３種類あってそれぞれ特徴が違います。
高級アルコール系は洗浄力は高いが刺激が少し強め。頭皮が弱くない人や脂性肌の人向け。
石けん系は肌には優しいが髪がパサつくこともあるのでトリートメント必須。普通肌、脂性肌やカラー、パーマをかけていない人向け。
アミノ酸系は洗浄力は弱めだが低刺激なので頭皮や髪へのダメージは少ない。乾燥肌、敏感肌や抜け毛が気になる人向け。
毎日使うことを考えればアミノ酸系シャンプーが一番低刺激でオススメです。
以下の記事で「高級アルコール系」「石けん系」「アミノ酸系」の主要成分にも触れていますので参考にしてみてください。
まずはお湯の温度。カラー後はお湯の温度が高いと色が落ちやすいので38〜40℃のお湯で洗いましょう。
できれば1日ほど置いて低刺激で髪に優しいアミノ酸系シャンプーで洗うことをオススメします。
パーマが取れないようにシャンプーをして欲しいので摩擦に気をつけましょう。
髪はもみこむように洗い、指の腹で地肌を優しくかくように洗うのがいいです。
髪質に合っていれば良いです。
まずわかっていただきたいのは「シリコン入りシャンプーは悪」は勘違いということ。
シリコンは安全で必要以上に毛穴に詰まることはなく髪をコーティングしてツヤを出してくれるんです。
ノンシリコンは髪にふわっとボリュームを出してくれる。
どちらにもメリットがあるしデメリットもあります。髪質に合っているものを使いましょう。
以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ：正しいシャンプーで健康な髪と頭皮を手に入れよう
今回は正しいシャンプー方法とシャンプーで気をつける3つのことを解説しました。
◎正しいシャンプー方法
- ブラッシング
- よくお湯で洗う
- 泡立て
- 指の腹で頭皮を洗う
- よくすすぐ
◎シャンプーで気をつける3つのこと
- その日の汚れはその日のうちに
- シャンプーは原液のまま髪につけない
- 水道水に含まれる「残留塩素」に気を付けよう
シャンプーの目的は髪や頭皮の汚れを取ること。
髪や頭皮をキレイにすることで頭皮環境が良くなり新しく生えてくる髪の毛も強く健康になります。
