その日の髪型が自分の思い通りにキマったら
1日が気持ちよく過ごせるし、学校や職場にも気持ちよく行けるかと思います。
この記事では「髪型がうまくキマらない」という悩みを解決できればと思い書かせていただきました。
目指せモテ髪!!
とりあえず結論から言うと
①完成形を意識してドライする(髪型によっては+アイロン)
②ワックスはバックから根元を立ち上げるようにつける
③形を整えてヘアスプレーで髪型持続!
これを意識してセットすれば失敗はしません!
毎日髪をセットしていますので参考になるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
完成形を意識してドライする(髪型によっては+アイロン)
必要なもの
ドライヤー アイロン ワックス 整髪スプレー
完成形を意識してドライする
寝グセなどがあるとその後ワックスをつけても形をつけられないのでなるべく朝起きたらシャワーや髪を濡らすなどしてください。
髪型は「ドライで8割くらい決まります」
まず髪をしっかりと乾かさないとセットはできないのでタオルドライをしたらドライヤーで乾かしていきましょう。
そして自分がどういう髪型にしたいかハッキリさせましょう。
分け目のない無造作ヘア、センター分け、七三分け、束感を出したショートヘアなど。
決まったらその形をウェットの状態である程度想像しながら乾かしていきます。
ここでは例としてアイロンで動きをつけた七三分けでやっていこうと思います。
上の写真は、以下のことを意識して乾かしたものです。
・分け目を決めてからそれを崩さないように乾かす
・立ち上がりにくい人は下から風を当てるか、自分が下を向いて風を当てる
・トップとバックはボリュームを出してサイドとハチは抑える
・分け目を決めてからそれを崩さないように乾かす
分け目は左の黒目の位置から直線状にとっています。好みもあるかと思いますが黒目の位置を基準にするとちょうどいいです。
・立ち上がりにくい人は下から風を当てるか、自分が下を向いて風を当てる
毛質がストレートの方などはでそのまま乾かしたらペッタリしてしまうので、
顔の正面から髪に向かってドライヤーの風を当てたり、自分が下を向いて顔から髪に向かって風を当ててみてください。
・トップとバックはボリュームを出してサイドは抑える
髪型のシルエットの王道ひし形です。
トップは髪の頭頂部、バックは髪の後ろの部分でサイドはそのまま横の部分ですね。
ハチとはトップとサイドの間の出っ張った部分を指します。
トップがつぶれるとサイドが大きく見えてバランスが悪いです。なのでトップはボリュームを出すように乾かします。
バックがつぶれるといわゆる「絶壁」に見えるのでバックもボリュームを出してあげるのが基本です。
サイドとハチがふくらむと特に男性はアタマが大きく見えてしまうので、この2つは抑えて乾かしましょう。
これらを乾かす時に意識してみてください。
もう一度言いますが、このドライで髪型の8割くらい決まるのでとても重要です!
このドライをちゃんとしていないとこの後にワックスなどをつけてもベースのドライがうまくいっていないため、形もうまくセットできません。
次に、動きを出したいときはヘアアイロンを使います。
この場合はストレートアイロンです。
アイロンは立ち上がりと毛先のハネ感、それと毛先のウェーブを出すために使用しています。
ストレートアイロンはなんでも大丈夫ですが、動きをつけるのが目的なら細いタイプのものがオススメです。
温度は180度がすぐ形はつきますが、髪が傷んでいたりあまり負担をかけたくない時は150度〜170度くらいでいいかと思います。
これらは以下のことを意識しながらアイロンしました。
・ダッカール(ヘアクリップ)でパネルを分ける
・細く毛束をとる
・クセを付けたい方向にアイロンを抜く
・ダッカール(ヘアクリップ)でパネルをわける
こういうもので髪を分けてとめたい時に使います。
このようにヘアクリップで髪のパネルを取ってとめることでアイロンが入れやすくなります。
でも慣れてきたら使わずにそのままアイロンしても何も問題ありません。
慣れるまではあったらラクかと思います。
・細かく毛束をとる
指で細かい毛束をとってあげることで、その毛束ひとつひとつにアイロンをすることができます。
・クセをつけたい方向にアイロンを抜く
とった細かい毛束の毛先をアイロンでクセをつけていきます。
このとき毛先を外にハネさせる、内側にクセをつける、波を打つようにクセをつけるなど色々あります。
外にハネさせると毛先に動きを出せます。内側にクセをつけるとボリュームが出ます。
波打ちでクセをつけるとパーマをかけたような印象になります。
自分のやりたい髪型に応じてクセをつける方向性を決めましょう。
ワックスはバックから根元を立ち上げるようにつける
ワックスはバックから根元を立ち上げるようにつける
ワックス選びですが、
ワックスは「ファイバー」「マット」「クリーム」などの種類があってそれぞれ特徴があります。厳密にはジェルやグリースなどもありますが今回はワックスの説明にさせていただきます。
ファイバーは「繊維」という意味で伸びる性質のワックスです。整髪力があるのでスタイリングはしやすいかと思います。
ただし油分が多いのでつけすぎるとベタつく原因になりますのでご注意下さい。
マットは油分が少ない分軽いワックスなので動きのあるスタイリングができ、髪が柔らかい方や細い方に向いています。
クリームはファイバーとマットの中間のような存在でその名の通りクリーム状のワックスです。セット力やツヤ感も2つの間くらいなのでどんな人にも合いやすいワックスです。
僕の場合ですがナカノのクリームワックスを使用しています。
まず手のひらに適量乗せて全体にムラなく伸ばします。
伸ばしたらバックからつけていきます。
順番としてはバック→サイド→トップでつけて前髪は残しておきます。
前髪からつけてしまうとつけすぎて重くなるので全体をつけてから最後に余った分で前髪につけるようにしましょう。
全体になじませてからトップは空気を入れるようにボリュームを出してサイドは抑えるイメージで!
男性は頭のハチの部分が張っている方が多いのでサイドのボリュームに注意してセットしてください。
毛先に動きを出したい場合は指先で毛束をねじって束感を出していきます。
以上のことを注意してセットした写真です。
形を整えてヘアスプレーで髪型持続!
形を整えてヘアスプレーで仕上げ!
ヘアスプレーに関しては「つける」「つけない」の好みはあるかと思いますがつけると仕上がりが長持ちします。
毛束やハネ感につけるのはもちろんですが全体的につけてください。
その後にちょっと風量弱めでドライヤーをかけると空気が入ることでイイ感じに固まってくれます。
自分はドライヤーではなく頭を振ったりして空気を入れたりしてます。
ですが人に見られると結構はずいのでご注意下さい・・(笑)
あとは最終チェックをして完成です!
もし手鏡等があれば合わせ鏡で後ろがつぶれていないかチェックできるとなおいいです。
バックを見落としてしまう人は結構多いです。
最終チェックでは
シルエットをひし形をイメージして、
・トップとバックは立ち上がらせる
・サイドとハチはボリュームを抑える
これをチェックしましょう。
セット前とセット後の写真の比較です。
アイロンとワックスで動きが出ているのと、ヘアスプレーでツヤが出ているのがわかるかと思います。
まとめ
最近は自然派な方も増えてきてワックスをつけたくないとかベタつくのが嫌だなどの意見があるようです。
ですが!
自分は美容師なので「ワックス付けてセットした方がカッコイイですよ!」と思ってしまいます。
この記事ではワックスをつけてセットする前提でこうやれば失敗せずにセットできるということを説明していきました。
今回は例として七三分けを挙げましたがショートやミディアムなどの髪型でも
・トップとバックはボリュームを出す
・サイドとハチはボリュームを抑える
を意識してひし形のシルエットになるようにセットすることが重要です。
これらのポイント意識するだけで朝のセットで無駄な時間が減ったり、やり直したりすることがなくなると思うので参考になったらとてもうれしいです。
ヘアセットもちょっとのことを気をつけるだけでかっこよくできます!
人の印象は顔ももちろんですが髪型もかなりの割合を占めるので手を抜かずしていただけたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!